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そら豆と豚肉のフェデリーニ

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<レシピ>
○そら豆/豚肉/ハーブ/白ワイン/鷹の爪/フェデリーニ
フライパンに鷹の爪とオリーブオイルを入れ香りが出たら豚肉を入れる。
※豚肉の部位はどこでも可。今回は肩の切り落とし肉を使用。
一部がカリカリになるくらいまでしっかり火が通ったら白ワインを加えてアルコールを飛ばしておく。
パスタが茹で上がったら、ソース、ボイルしておいたそら豆とからめ、塩・コショウ・オリーブオイルで味を調える。
仕上げにハーブをさっとあわせたら完成。
※ハーブの種類・カットはお好みで。今回はベランダに生えていた、三つ葉、大葉、青ネギ、パセリなどをみじん切りにして使用。

◇  ◇  ◇

せっかく料理について日夜研究をし、こんなところで論文(?)を発表しているのだから、多くの人に見てもらい、EKG料理学の普及に努めるべきではないか…と、常々思っているが、亀のような執筆ペースや、他者を意識していない内容など、今のままでは問題が多い。

ここは一つ大衆に迎合し、キャッチーなテーマの論文を連発、EKG料理学の知名度を上げ、将来の学会開催から、講演会でガッポガッポという目論見実現への布石を打つ必要があるだろう。

というワケで今回は、検索サイトの人気キーワードをテーマとした研究の可能性を考察してみる。

大手ポータルサイト「goo」の「gooウェブ検索 検索回数ランキング (総合)」を見てみよう。

「Yahoo」
「Yahoo!」よりはるかに知名度は劣るであろう「goo」をわざわざ開き、そこで“Yahoo”なんて単語を入力する状況の想像に小1時間…なんてことはさておき、料理学に結びつけるとなると、ちょっと厄介である。

Y…野菜を食べて
A…明日もスッキリ
H…ほら見てごらん
O…おなかも
O…OH! YEAH!

ただの「あいうえお作文」、しかも、オチていない。料理学としてまとめるのは、どうも無理があるようだ。

以下、「Youtube」「Google」「楽天」「mixi」「amazon」…どれも同様に、なぜ検索する必要があるのかに小1時間。そしてやはり無理がある。

「安西ひろこ」、う〜ん…最近何かあったっけ?
「ハローワーク」、景気悪いし。
「2」、ただの「2」?意味不明。
「新型インフルエンザ」、ひとまず終息?
「クックパッド」、やっと料理関連ではあるが…。

人気キーワードからテーマを見出すのは、方向性を間違えているのか…。どうやら、別の可能性を探ってみる必要がありそうだ。

# by ekgckg | 2009-06-04 22:06 | パスタ・オイル  

シメジとベーコンのバター醤油フェデリーニ

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<レシピ>
○シメジ/ベーコン/バター/醤油/フェデリーニ
フライパンでベーコンをカリカリに炒めたら、シメジを加えて更に炒める。
パスタの茹で汁を加えてスタンバイしておき、パスタが茹で上がったらソースとから め、塩・コショウ・バターで味を調える。
仕上がる直前に醤油を軽くふって香りをつけたら完成。

◇  ◇  ◇

最近、白ワインにハマっている。
爽やかな香りにスッキリした味わいを持ち、ほとんどどんな料理にも合う上、ビールよりもハラ脂肪への影響は少な…そうな印象…から、ガブガブと飲んでいる。

もちろんせっかく飲むのだから、何か良い効果がある事を期待している。少し前にブームになった赤ワインのように、血をサラサラにしたり、老化を防いでくれるなど、酒飲みが喜びそうな口実がきっとあるはずだ。

文部科学省の食品成分データベースによると、白ワイン100gに含まれる成分は、水分:88.6g たんぱく質:0.1g 脂質:0g 炭水化物:2g ナトリウム:3mg カリウム:60mg カルシウム:8mg マグネシウム:7mg リン:12mg 鉄:0.3mg 銅:0.01mg マンガン:0.09mg 等などとなっている。

カリウムが少し目立っているが、赤ワインには110mgも含まれており、ここであえて取り上げる程ではない。これだけでは、ビールから切り替えた意味が無い。

仕方が無いので、Googleの一般サイト検索を使って白ワインの効果について調べてみた。結果は「肺に良い」「利尿作用がある」「美肌」など、様々な説はあったが、どれも情報源がマイナーでイマイチ興味をそそられない。

しかしそんな中、大手ポータルサイトや酒造メーカー等、メジャーなサイトで堂々と掲載されていた説があった。「殺菌効果」。なんでも、白ワインに含まれるリンゴ酸や酒石酸などの有機酸が、サルモネラ菌や大腸菌などの有害な細菌を殺してくれ、腸内の環境を整えてくれるとの事。

これは素晴らしい。そんな効果があるなら、是非ともご家庭で常備しておくべきである。もし、間違ってちょっと腐ったものを食べたとしても、常備している白ワインで胃腸を殺菌できるから安心ではないか。

とは言え、何年も置きっぱなしでは、ひょっとしたら殺菌効果が弱まってしまうかもしれない。常に最高の殺菌効果が発揮できるよう定期的に入れ替えが必要だ。その為には最低週に1本、できれば毎日飲むべきである。


しかし、一つだけ気がかりな事がある。
世界中の学術論文を検索してくれるはずの「Google Scholar」では、白ワインの殺菌効果について、何も見つからなかった。赤ワインについては山ほどあると言うのに…。

# by ekgckg | 2008-10-20 21:28 | パスタ・和  

メシ

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天高く馬肥ゆる秋。
空は晴れ澄み渡り、人々は食欲を増しブクブクと肥えていく、あの食欲の秋が来た。

「食欲の秋」と言われる由来には諸説あるようだが、多くの作物が実る「収穫の秋」から派生した説が有力だろう。

秋に実る作物は様々。栗や柿、葡萄、マツタケ、銀杏など、その名を聞くだけで「秋」を実感させてくれるものがほとんどである。中でも忘れてはならないのが「米」。「新米」と言ったほうがピンとくるだろうか。

実は先日、稲刈りの手伝いなんて事をやってみた。
畦端やコンバインの導入路などを、鎌で刈っただけなのだが、想像していたよりも重労働で、翌日には全身筋肉痛になった。

そう簡単に機会は無いだろうが、是非一度体験して、お米や農作物のありがたみを体に染み込ませて欲しい。

# by ekgckg | 2008-10-16 23:11 | ほか  

鶏とトマトソースのリガトーニ

鶏とトマトソースのリガトーニ

<レシピ>
○鶏ミンチ/キャベツ/ニンニク/トマト缶/白ワイン/チフェリ(パスタ・リガトーニ)
鶏ミンチをフライパンで炒める。しっかり火が通ったら、みじん切りにしたニンニクを 加え更に炒める。
キャベツを加えて軽く炒めたら、白ワインを入れアルコールを飛ばし、トマト缶を加え て軽く煮込む。
パスタが茹で上がったらソースとからめ、塩・コショウで味を調えたら完成。

◇  ◇  ◇

 ニンニクが放つ芳醇かつ刺激的な香り。
 キャベツが生み出す深く穏やかな甘み。
 鶏とトマトが奏でる旨みのハーモニー。そして、
 リガトーニが演出する素朴で純な空気。


食欲をそそりつつ、優しさを忘れず、そして素朴、しかも旨い。
これはまさに、マンマが作るイタリアン家庭料理ではないだろうか。
イメージ通りの一品である。

しかしながら、イタリアに行った事もなければ、日本在住マンマの手料理をごちそうに なった事もないし、今後そんな予定もない。
故に、上記の説を実証するのは、随分と先の話になりそうだ。

# by ekgckg | 2008-10-14 22:45 | パスタ・トマトソース  

青ネギとツナのフェデリーニ

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<レシピ>
○青ネギ/ツナ/白ワイン/フェデリーニ
タップリの青ネギを小口切りにしておく。
フライパンにオリーブオイルとツナを入れて炒め、しっかり熱が入ったら白ワインを大さじ2杯程入れてアルコールを飛ばしておく。
パスタが茹で上がったらソースとからめ、塩・コショウ・マヨネーズで味を整える。
仕上がる直前に青ネギをからめ、醤油を軽くふったら完成。

◇  ◇  ◇

「ネギを食べると頭がよくなる。」
子どもの頃に、よく聞いた言葉である。しかし、本当にネギがそんな力を持っているのだろうか。

頭が良くなると聞いて、すぐに思いつく栄養素と言えば「DHA」。
いわゆる青い背の魚に多く含まれる、脂肪酸の一つである。

文部科学省の食品成分データベースによると、マイワシ100gに含まれるDHAは1300mg。そもそもDHAにそのような効果があるのか、また、何mg以上あれば効果があるのか定かではないが、少なくともそれと同じくらい含まれていれば、ネギを頭が良くなるフードに認定しても良いだろう。

しかしながら、葉ネギ(青ネギ)100gに含まれるDHAは0mg……つまり、全く含まれていない。これでは困る。先人の教えが嘘になってしまう。ここは一つ観点を変えて検証してみなければならない。

脳が活動するために必要なのは糖分と酸素。
これらを供給するのに効果があれば、頭が良くなるフードに認定しても良いだろう。

まず糖分。
フランスパン100gに含まれる炭水化物は57.5g、葉ネギ100gに含まれる炭水化物は7.0g。たった8分の1では多いとは言いがたい。

では酸素。
酸素を供給するために働く赤血球と言えば鉄分。
豚のレバー100gに含まれる鉄分は13.0mg、葉ネギ100gには0.7mg。20分の1しかない。

ならば、造血時に働く葉酸。
ブロッコリー100gに含まれる葉酸は210mg、葉ネギ100gには110mg、これだ!これの事だ。

随分と遠まわしにはなったが、「ネギを食べれば、ブロッコリーを食べたときの半分くらいは頭が良くなる。」という結論が得られた。

やはり、先人の教えというものは、しっかり聞いておくべきである。

# by ekgckg | 2008-09-28 00:28 | パスタ・和